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地震に強い家づくり

青山ホーム社員の
家づくりドキュメント

エコキュート?

こんにちは

青山ホームの村山です。

新居は『金銭消費貸借契約』いわゆる『金消契約』も完了し、ローンの実行も年末からとなってまいりました。
引っ越しは年明けの来月半ばとなりそうです。
引っ越し前に「新年会で新居を使わせろ」という社内のプレッシャー(?)を受けつつも楽しい毎日です。

本日は、青山ホームにとっては『諸刃の剣』かもしれません『オール電化』についてお話したいと思います。

青山ホームはオール電化・オールパナソニック製品をひとつのウリにしておりますが(当然、ガスもご選択いただけます)、その中で、給湯設備の家庭用ヒートポンプ給湯器『エコキュート』を採用しております。
特にご選択がなければ『標準装備』となります。

『エコキュートは、大気熱を自然媒体に集め、その熱でお湯を沸かします』

 (パナソニック エコキュートのしくみページより)

・・・なんのこっちゃ?

なんで常温の大気熱が熱いお湯になるの!?

『ヒートポンプとは、空気の熱を熱交換器で冷媒に集め、その冷媒を圧縮機で圧縮してさらに高温にし、高温になった冷媒の熱を水に伝えてお湯を沸かすしくみです。』
 (パナソニック エコキュートのしくみページより)

という理解度の低い私には到底到達しない発想ですが、とにかくお湯を沸かせます。

 空気の熱でお湯を沸かしますが、それを圧縮するためには電気が必要です。
つまるところ、おサイフ的には『電気でお湯を沸かす』ということになるのですが、電気代はどうなるの?ガスに比べてお安いの?

という発想も出てきます。

結論から申しますと、『何も考えずに使えばそれほど差は出ない、しかし上手に使うとかなりおトクな温熱費となる』ということになります。

どういうことかと申しますと、オール電化住宅はピークシフト電力対応の電力契約をしていただくことが多いです。東北電力では『やりくりナイト』がそれに該当します。
従来の時間によって均等な電力契約と比べて、昼間はやや割高だけど、夜間は圧倒的に安い電気料金の契約です。

エコキュートは、このお安い深夜電力を使用してお湯を沸かします。
そして沸いたお湯は大きな保温タンクに貯めます。

これをキッチンやお風呂の温水に利用するのです。
これによって、給湯のコストを節約します。

また私自身、誤解していたのですが、エコキュートは追い焚きはしません。
青山ホーム標準装備のパナソニックのバスは5時間はほとんど温度低下のない高性能の浴槽です。万一、さらに入浴間隔が空いてお湯がぬるくなったら『高温足し湯』でお湯をあたたかくします。
実は『水』は、この世で最も温度変化のしづらい媒体です。自動車等で『水冷』形式のものがあるのはそのためです。
ガスのお風呂でよくある2日目のお風呂を沸かす、つまり大量のお湯の温度を上げるということは非常に熱コストのかかることで、かなり割高なものとなっています。
(ガスは直に火を使うので、すぐに温度上昇が可能という利点もあります、電気はそれが苦手です)
ですので、エコキュートはお風呂に入る日ごとにお湯を入れ替えるかたちとなります。2日目のお湯を沸かすよりは使い終わったお風呂の湯を洗濯に使用すれば水道代を含めても給湯したほうがおトクなようです。

夜間電力の使用法としては、

・深夜にタイマーセットで食器洗い乾燥機を使用して電気の使用料を節約
・深夜にタイマーセットで洗濯機を使用して電気の使用量を節約

また、最近のエアコンは高性能です。

最近の完成見学会でも「床暖房ですか?」と聞かれるほど省電力かつ足元が暖かくなります。

オール電化については様々なご意見があるかと思います。

ガス、電気とも一長一短はあります。
お客さまの生活スタイルに合ったものをご選択いただければと思います。

※画像はすべてパナソニック エコキュートのしくみ ページより引用しております。