こだわりの家創り

2.耐震+制震震度7の巨大地震の後に
住み続けられる家を創る

強い壁を増やして建物をガッチリ固めれば、耐震性は高まります。一方で、壁を増やすということは、開放感と相反するプランとなります。リビングの中央に柱や壁が必要になるなどプランの制約がどんどん増えてしまい暮らしにデメリットを感じるケースも起きてしまいます。
また、固めるアプローチだけでは繰り返しの地震により強度が劣化する可能性もあります。
2024年1月の能登半島地震で倒壊した建物について、建物にここ数年で繰り返し発生していた地震によるダメージが蓄積されていた可能性も指摘されています。繰り返す地震の影響を最小限に抑制するために耐震(強化)と制震(揺れによるエネルギーの吸収)の両方バランスよくアプローチします。制震システム「テクノダンパー」は建物の変形を抑制する効果があり揺れによるダメージを減らします。

増加する巨大地震

過去30年間で震度6弱以上の地震が、国内で64回発生(1994年〜2024年1/7)

出典:気象庁「震度データベース」より

繰り返し地震が発生

2016年の熊本地震では、震度6弱を上回る地震が3日間に7回発生

出典:気象庁「気象庁技術報告」平成28年(2016年)熊本地震調査報告より

繰り返し発生する巨大地震の後も住み続けられる家
Villa標準仕様「テクノストラクチャーEX」

繰り返し地震に適切な
構造躯体の組合わせ

耐震工法テクノストラクチャーを独自の基準に進化させ、繰り返しの地震エネルギーを吸収する制震システム(平屋の場合はオプション)をプラス

■耐震と制震を組み合わせた構造
繰り返し地震に耐える
パナソニック独自
の設計基準

テクノストラクチャーの構造計算に「繰り返し地震」に対する安全性の評価「4D災害シミュレーション」をプラス

■4D災害シミュレーション

震度7の地震波で揺らしたシミュレーションで一棟一棟検証

※4D災害シミュレーションとは、木造住宅倒壊解析ソフトウェア「wallstat(ウォールスタット)」を用いた独自地震波の「繰り返し地震」を与えるシュミレーションを指しています。

巨大地震後に住み続けられる強さがあるか確認してから建設します

建物状態のイメージは、パナソニックが2階建て延床面積98.54㎡のプランをシミュレーションした結果です。建物への影響は建物の規模、形状、間取りなどにより異なります。

※1:割増係数1.75倍とは、条件(積雪・荷重など)に応じて、異なる割増係数を採用します。※2:住み続けることができるとは、地震による建物の最大瞬間変形角が1/45radであることと定義しています。居住のために、建物内外において一部補修が必要になる場合があります。※3:命を守ることができるとは、地震による最大瞬間変形角が1/45rad以上から1/30rad未満であることと定義しています。※4:命が危険な状態とは、地震による最大瞬間変形角が1/30rad以上であることと定義しています。